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代表取締役 出口博俊

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にわかには信じられない話

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2018年05月15日

 日大のアメフト部員が、対戦相手の関学のQBがRBにパス後の無防備な状態でいるところを背後からタックルをするという衝撃的な映像が公表されました。何度見ても、恐ろしいもので一つ間違うと脊椎損傷になるのではないかと思う状況に見えました。
 この悪質なタックルをしていながら審判は即時退場を宣言しないのは、にわかには信じられませんでしたが、このタックルを「監督が指示していた」という関係者の証言が出てきたというのですから、本当に前代未聞の出来事になってしまいました。
 そんなことが現実に起こるのでしょうか。これが本当であれば現在、映画で放映されている「トーニャ 史上最大のスキャンダル」の題材になったナンシー・ケリガン襲撃事件を彷彿させる事件です。この事件は当時女子フィギアースケートのオリンピック代表候補だったナンシー・ケリガンをオリンピック代表の決定する大会直前、夫に襲撃させて代表の座を手に入れたトーニャ・ハーディングの半生を描いた映画です。勝つためにライバルを襲撃して傷害を与えるという意味では同じ次元です。しかも、場合によっては被害者が致命傷になりかねないことを考えると、今回の事件のほうがより悪質ともいえます。そんなことをアメフトの監督として経験豊富な人が指示するなど、にわかには信じられません。アメフトを含めて団体競技は、自分一人のパフォーマンスを競う個人競技ではなく、チームを作り、各々のメンバーが協力し合って試合に向かうというチームワークが大切なスポーツです。そのようなスポーツは当然信頼関係、相互扶助の精神が大切になってきます。そのようなスポーツでそのまとめ役である監督がスポーツマン精神を無視した常軌を逸した指示をし、それを受け入れるメンバー、その指示に異議を唱えないチームがあるとしたらそのチームは即刻解体すべきです。
 にわかに信じられないといえば、加計・森友問題です。この問題、もう一年以上国会で議論しています。その間、重要な政治、経済問題が起こっても国会はこの二つの問題だけの議論を繰り返しています。にわかには信じられません。加計・森友問題は国の方向性を左右する重要な問題なのでしょうか。官僚の忖度があろうとなかろうと、法的には何ら問題はありません。どんな組織もトップに対して忖度します。もし、しない組織があるとしたらそれはトップにリーダーシップがないとも言えます。だからトップは周りが忖度することを考慮に入れて行動しなければならないのです。ともすれば、それができていなかった事を反省します、といえば終わった話でないですか。それを「忖度はなかった、会ったこともない、話したこともない」というからおかしな方向に議論が進みいつまでもこのくだらない問題で国会の空転が続き、本当に議論しなければならないことがなおざりになってしまっているのです。
 野党には全く期待していませんが、与党も反省しないと駄目ですね。辻褄合わせが続いて首相側の話が「にわかには信じられない」話になってしまっています。

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