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プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

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不易流行

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2020年10月24日

 今、おそらく日本映画の興行成績で、トップに立つのではないかという映画が上映されています。「鬼滅の刃」です。私はアニメ番組でしか見たことがありませんが、実はこれに少々はまってしまいました。
 内容は一人の妹を除き、家族を鬼に皆殺しにされた主人公が、たった一人の生き残ったしかも鬼にされてしまった妹を連れて、鬼と戦いながら家族を殺した鬼の長に復讐をするという物語です。「ゾンビに噛まれたらゾンビになる」のような世界共通のホラームービーの内容がベースにありながら、鬼は主人公や鬼を征伐する隊員に殺される直前、その「鬼」が「鬼」になったきっかけや、動機が走馬灯のように思い出され、「鬼は鬼として」ではなく「人間」に戻って死んでいくというところが感動させられるのです。
 ある意味では、実際にあり得る話です。何かのきっかけで、この社会に失望したり絶望した人間が、悪の道に誘導され犯罪を繰り返す。そして司直の手が入ったり、仲間同士の裏切りで、その手に入れたものをすべて失った時、今までの自分の生き方を後悔すると同時に、ボタンを掛け違う前の純粋な心を取り戻していくことは充分にあり得ることではないでしょうか。時は遅きに失しているのですが・・・
 この物語が老若男女問わず人気があるのは、おそらく感動する、興味を持つところがそれぞれ違う点にあるのではないでしょうか。
 年少者には、グロテスクなシーンがある割には、友情や愛情をテーマにしているところが受け、社会経験を積んだ年長者には、社会がまさに戦いの連続であり、ある意味仕事の鬼となって戦ってきた自分たちにとっては、原点に帰るようなノスタルジックな気分になるところが惹かれるのではないですかね。
 流石にすぐ映画館に行く、という気にはなりませんが、どこかで映画を見てみたいと思います。
 学術会議の首相任命拒否が問題になっています。そもそも学術会議成るものは、日本が占領下にある時、日本が右傾化しないために占領軍主導で作られた学者の組織です。そんな組織、本来なら講和条約を締結し独立した時に解散する組織ではないでしょうか。学問に政治が口を出すなというなら、そもそも公務員にならないで自分たちの手弁当で会議を立ち上げれば良いのではないですかね。国に金を出してもらうこと自体、国から独立した組織に成り得ません。金は出せ、人選は自分たちでやる、それを認めろ、それを認めないなら学問の独立性は成り立たない等、こんな人たちが学生に学問を教えていること自体情けない限りです。占領下で決められたものを未だに変えようとしない、それを自分たちの既得権だと思っている学者につける薬はありません。
 「不易流行」と言いますが、世の中が色々と移り変わっていっても決して変わらないものがあります。それが「鬼滅の刃」で表現される、人の優しさ、弱さ、儚さ、辛さであり、これは時代が変わっても変わることはないはずです。変わるものと変わらないもの、それをしっかり考えていかなくてはなりませんね。

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