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気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

社長のぼやき

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2009年01月14日

最近のテレビ、雑誌何を見ても、近い将来どんな不況が来るのだろうかと、不安を煽り立てる記事やニュースが後を絶ちませんね。景気は気のもの、「不景気だ!不景気だ!」と言えば言うほど不景気という「気」が充満することが分からないのでしょうか?経済には勿論、家計にも、会社にも、「マイナス思考」が何よりも最大の敵です。
易経の言葉に「吉凶の介は、その悔と吝にあり」があります。起こった出来事自体に吉事、凶事があるのではなく、その起こった出来事をどう考え行動するかによって吉凶が決まるという意味です。円高というのは、そんなに不幸な出来事なんでしょうか?世界で一番強い通貨として認められることが不幸なんでしょうか?確かに、輸出は不利になるかもしれません。但し、輸入品は安くなるし生活用品の値段も下がります。
日常の暮らしには大変なプラスになるはずなのに、そこには焦点を当てない。ほんの半年前に、ガソリン価格が200円近くに上昇したときに、マスコミは「国民生活に甚大な影響を及ぼす」と大合唱しておきながらそのガソリン価格が100円を切るようになると今度は「輸出業者が大打撃だ」と報道する。一体どういう環境になったら日本経済は元気を取り戻すと報道するのでしょうか。この様な、自虐的な報道に惑わされては大変なことになります。


不動産屋は、不動産の話をしなくてはいけませんね。どこかしこの経済本や、雑誌を読んでも気が付くのは「サブプライム問題に端を発した云々」という言葉が枕詞のように使われています。これはアメリカのサブプライムローン問題をさすのですが、私はこの言葉を聞く度に不愉快な気分になります。サブプライム=優良さに欠ける、という意味ですよね。決して中・低所得者に貸し出した住宅ローンのことではありません。
問題になっているサブプライムローンというのは収入、職業に関係なく、不動産の値上がりを返済担保にした貸し出しのことであり、あんなものは住宅ローンではありません。ところが、報道の仕方に、「中・低所得者」と強調するがために、中・低所得者のローンが焦げ付いているというニュアンスに取れるところが納得できないのです。
過去の年収から計算された返済比率以内の融資であれば年収の多寡でプライムとサブプライムに分けるのはどう考えてもおかしいでしょう。中・低所得者のローンが充実していてこそ先進国なのではないでしょうか。悲しいかな、景気のせいもあるのか日本でも年収300万円以下の方々の住宅ローンが大変厳しくなっています。また、派遣、契約社員に関しての融資も然りです。全く納得できません。然しながら、それをぼやいても始まりませんから、公的ローンや提携ローンを組み合わせて奮闘中です。本当に住宅ローンを必要としている「本当に頑張って生きている方々」のために。


ちなみに一発目からぼやいていますが、私はマイナス思考ではありません。。あしからず

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