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気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

負荷をかけないと・・・

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2009年05月09日

  私は、8年前からジョギングを始めました。きっかけはご他聞に漏れず、メタボリック症候群のためにさまざまな症状が出始めたせいです。最初は、3キロを走ることから始めました。それでも耐え難い苦痛でした。煙草を吸っていたせいもあるのでしょう。呼吸が続かないのです。20分以上かけて走っているのに息が上がって仕方ありませんでした。ところが継続とは恐ろしいものです。一年後にはフルマラソンのスタートラインに立っていました。以来14回、フルマラソン完走をしています。人間の体はよくできています。負荷をかけると最初は大変な苦痛を感じるんですが、負荷をかけ続けるとその苦痛に耐えられる体力が自然に備わるようになっているんですね。たとえば初めてのフルマラソンの時には体験者なら頷かれるでしょうが大会翌日、それこそ階段を下りることが出来ないくらいの筋肉痛が起こりました。それは酷いものです。しかし、それが2回3回と回数を重ねるごとに筋肉痛が酷くなくなり、現在では完走後でもほとんど痛みを感じなくなりました。このことは、体力だけではなく、気力にも当てはまることでしょう。精神的に苦痛を味わえば、次回その苦痛を乗り越えるだけの気力を備えられるようになっていると思います。そしてその逆も然りです。人間楽を覚えてしまうと、挑戦をしなくなります。そうして挑戦しなくても良い環境に満足してより楽になろうとします。厳しい環境に生きるから強くなり、甘い環境にいるから弱くなる、良い意味でも悪い意味でも人間は環境に適応しようとするのです。
 社宅制度というものがあります。あまり制限が無いものから色々な制約があるものまで千差万別です。福利厚生の制度として評価されているんでしょうが、私は百害あって一理なしだと思います。確かに、補填されている家賃は一定の条件内であれば税金がかかりません。大変社員にとっては有利な制度です。然しながらそれはその人の甘えに繋がっているような気がしてなりません。私の経験上、近隣相場と比較して安い家賃に住んでいる賃借人は退去しません。当たり前と言えば当たり前のことなんですが、その賃借人はそれを「近隣相場と比較して安い家賃にすむことができる権利」だと思っているんですね。そしてその権利を放棄したくないがためにステップアップしないのです。高い家賃を払うのが馬鹿馬鹿しい、だからもっと収入を得よう、不動産を買ってみようという方向には行かないのです。じゃ、その安い分だけ貯蓄に廻しているのかというと・・・使っちゃてるケースが多いんです。結果、長い年月の間に大きな差になってくるんです。借りている部屋は何時までたっても借りている部屋ですから。
 出来うることなら負荷をかけましょう。それは必ず、自分に返ってきますよ。因みに私はタワー型マンションに住んでいるんですが、最近、地下3階から43階まで階段登りをしています。2往復するとキツイデスヨ。馬鹿かもしれませんが、マゾではありません。。

負荷をかけ続ける!?社内行事(笑) 昨年、荒川マラソンに参加しました。 おそろいのハッピで大盛り上がり。 ちょうど宅建試験日だったため、宅建試験組と夜、温泉で合流し労をねぎらいました。

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