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気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

案ずるより・・・

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2013年08月25日

 先日研修旅行で韓国に行ってまいりました。日本にとって韓国は「近くで遠い国」という表現したりします。私自身、10年以上前に済州島に行ったきりで一度も朝鮮半島に滞在したことがありませんでした。成田からソウルまで飛行機で二時間余り、沖縄より近くにある隣国です。何故行かなかったのでしょうか・・・
 二泊三日でしたが、現地で韓国人のネイルサロンの社長さんに案内してもらいソウル市内観光、またオドウサンの統一展望台から北朝鮮を見たりしてきました。そして三日間を通じて一番心に残ったのは、案内をしていただいた方、ホテルの従業員、飲食店の店員、触れ合った人たち韓国人全員がとても親切でまた友好的だったことです。
 日本にいるとニュースで日本製品の不買い運動をしているシーンや、デモで日本の国旗を燃やしているシーンが報道されそれが韓国人共通の日本に対する認識と思ってしまいますが実際韓国に足を踏み入れてみると想像していたものとは全く違うものでした。こっち側が構えると相手側も構える、こっちが胸を開けば相手も胸を開くなんでしょうね。

 国家間の摩擦を減らすためには文化交流は大切ですね。日本と韓国の間にも多くの歴史がありその認識の違いで摩擦が起きる事、これは仕方がないことです。ジョークで「1+1は?」というのがあります。答えはいくつもあります。単純に考えれば2ですが、二人で力を合わせればと考えれば3にも4にもなります。どんな事でも答えは一つではないのです。それをお互い分かったうえで付き合えば妥協点は見いだせるはずです。その為にやはり文化の交流、「人として良い人たちが沢山いる」という土台がないとうまくいかない気がします。交流をしないでテレビの報道や世論に流されているとお互いの共通点を見出すことができないのではないかと思いました。それでは相互理解は程遠いはずです。その意味でも大変意味のある旅行でした。

 後もう一つ、中国人パワーには驚かされました。ソウルのデューティーフリーショップ、芋を洗うという表現がぴったりなほど中国人観光客でいっぱいでした。駐車場は観光バスがあふれるほどあり、そのバスから次々と降りてくる観光客、圧巻です。あまりの混雑にヴィトンショップやシャネルショップは入場制限をしていたほどです。報道では中国の景気減速が取りざたされていますがあの光景を見た限り、そのような雰囲気は欠片も見えませんでした。あの混雑に活気を感じました。疲れた客がフロアに座り込んでいる姿は戴けませんがそれも含めて活気なんでしょうね。お陰様でショップで買い物する気になれませんでした。
 あの活気、我々も見習いましょう。

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