人事課のひとり言・・
2009年05月22日
最近原稿が遅れ気味の社長に代わり…つなぎで人事課のひとり言です。
さて人事を担当しているといろんな方と面接をする機会があります。
就職活動の理由として、最近の世相を反映してか「倒産」「リストラ」「派遣切り」や
中には「内定取り消し」など、不景気のあおりを受けている方が非常に多くなっています。。
「スキルアップ」などの悠長な理由ではなく、明日の生活のため切実な思いで
就職活動している方が多いのがとても印象的です。
当社でも募集をかけるとたくさんの方から反響を頂き、書類選考後、
なるべく多くの方と面接したいと調整しております。
そんな中、残念なのが、志望動機や自己PRがすべて空欄な方、殴り書きで読めない方
細かい部分だと日付を記載していない方、修正液で書き換えている方などかなりの頻度でいらっしゃる事です。
少なからずご自身の人生を左右する就職活動で、こう言うのは非常に残念ですね。。
以前ハローワークの担当者から「多い人では何百社も応募してるので不採用であれば本人に
履歴書を戻してあげて欲しい」とお願いされた事があります。履歴書代がかかるからと言う理由でした。
「複数の会社の応募に使いまわしが出来るように日付や志望動機をあえて書かない」
そんな事を思い出しながら書類に目を通しますが…やっぱりなにか違うような気がします。。
どんなに字が汚くても丁寧に書いている履歴書は伝わって来るものがあります。
思いの全てを自己PRにぶつけて書いてくださる人は
不動産経験やスキルが無くても「一度会ってみたいな」と心動かされます。
不況で何社も書類選考で落ちたのかも知れません、
でも使いまわしの空欄だらけの履歴書では何も思いが伝わってきません。
何が何でも不動産業界で働きたい!経験がなくても絶対に成績一番になってやる!
どんな困難でも必ず乗り越えて見せる!
全てはそんな就業にかける気持ちの大きさだと思います。
きっとその気持ちの大きさが採用に関わる人間の心を動かし
その気持ちの大きさが不足してる知識と経験を補うのだと思います。
失業率は2007年から上がってきており今は数打てば当たるような時代ではないと思います。
就職活動中の全ての方が良い結果が得られるように気合いと勢いで頑張っていきましょう!