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プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

都市計画

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2015年09月18日

 先日、ミラノとパリに行ってきました。ヨーロッパ初体験だったのですが、テレビや映画で見ていたイメージと実際に自分の目で見たイメージとは全く違いました。ミラノ、パリ両方ともに言えることですが街並みが整っていてきれいです。特にパリの中心街は建物の高さ制限があるのか高さがすべて同じビルが立ち並んでいて大通りから街並みを見るとまるで定規を当てたように整然としています。また、一つ一つの建物がおそらく100年近くたっていて古いのですがお洒落にできています。日本の都市計画とは大きな違いがあります。パリに関しては19世紀にナポレオン3世によって都市計画が立てられ街が大改革されたそうで、その際に有名なオペラ座も建てられたということです。しかし、以来150年未だその街並みが継続しているとはたいしたものです。街を散策していると、道路からゴンドラのようなもので窓に家具を運んでいる風景を見ることがありました。アパートメントの共用部分が狭く、家具を運ぶことができないため直接窓から荷物を入れるそうです。一見、不便に感じるのですがそれが整然とした街並みを保持することができ、引いてはフランス人の自国に対する誇りにつながっているのでしょう。築年数が経っても建物評価が変わらない、逆に上がるところは日本と真逆です。
朝、ジョギングでルーブル美術館からチュイルリー公園、コンコルド広場を抜けシャンゼリゼ通りを凱旋門まで走りました。しかし、シャンゼリゼ通りの広さには驚かされます。幅70メートルですよ。車もなかった時代に70メートルの道路を作るなんて発想には脱帽です。見習うといっても東京をパリの街並みに変えることができるかというと、日本がタイムスリップして明治維新に戻らない限り不可能でしょう。現在は権利関係が複雑になりすぎていますから。おそらく、19世紀に計画したから実現したのでしょう。今から計画してできる都市など皆無でしょう。だからこそ、パリの街並みは価値があるのです。ファッションがフランスから発信される理由がわかった気がしました。
 
 ミラノでは世界でも注目されているというミラノダービーに行ってきました。八万人収容されるスタジアムは超満員でした。試合前、まるで城塞のようなスタジアムでACミランとインテルの対決を前にして、両サポーター共異常な盛り上がりを見せます。地響きのような応援合戦を聞いていると(もちろん何を言っているのか全く分かりませんでしたが・・・)そこに日本のプレーヤーが出場すると考えただけでも日本人としてのプライドをくすぐられました。残念ながら長友は出場しませんでしたが、本田はスタメン出場しその勇士を見せてくれました。結果はともあれあの舞台に立てるというのは本当に名誉なことなのですね。

ミラノダービー

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