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代表取締役 出口博俊

改憲論議

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2016年07月10日

 いよいよ参議院議員選挙です。しかし日本の野党は、理解不能ですね。与党に議席の三分の二議席を取らせないという戦略で野党統一候補を立てて戦っていますが、そもそもイデオロギーが全く違う党同志が統一候補を立てたらその候補はそのイデオロギーの相違をどう解決させるのでしょうか?ただ、政権与党に三分の二議席を取らせない目的の野党に存在価値があるのでしょうか?自民党に手放しで賛成票を入れるつもりはありませんが、余りに情けない野党を見ているとため息しか出てきません。
 選挙戦で「自民党は改憲論議をうやむやにしたままで選挙戦を終了した」などというマスコミの批評が出ています。野党にしても三分の二議席を取らせない目的は憲法改正の発議に必要な議席を与党に取らせないことだと言っています。
この、「選挙で与党が三分の二の議席を取る=憲法改正」という図式をどうして作ろうとするのでしょうか?三分の二議席を取ったからと言って憲法改正ができるのではありません。発議ができるだけです。最終的には国民が国民投票を行い、過半数の賛成があって初めて成立するのです。日本の憲法は日本が戦争に負け占領軍に占領されていた時にできたものです。日本が独立をして60年以上経つのに占領時、占領軍の言いなりに作った憲法を改正できないのはこの全議員の三分の二議席の賛成が発議の条件だったからでしょう。日本の大切な国の憲法を信任するのは国民であるべきです。それにも拘らず、今まで「全議員の三分の二」というハードルのせいで日本の「憲法」を国民に是非を問うことを戦後一度も行えなかったのです。憲法改正発議が全議員の過半数なら過去に国民投票は行われていたでしょう。一度も日本国民の信任を得ていない憲法に縛られる国は、独立国家と言い難いのではないのでしょうか。我々の憲法は我々日本人が決めるものです。国会議員はその選択を国民に与えるべきです。「憲法改正発議をさせるな」は「国民投票させるな」につながります。護憲派と言われる人たちは国民を馬鹿にしているとしか考えられません。国民に決めさせるとろくな答えを出さないと。

憲法改正議論をすると、日本が戦争をする国になり、子供たちが戦争の犠牲になる、などと極論を言う人が出てきて世論をひっかきまわさせるのは、もううんざりです。護憲でも、改憲でも良いのです。イギリス国民がEU離脱を決めたように、我々国民が選ぶべきなのです、我々の憲法を。その選択肢を示すのが国会議員のはずです。稚拙な議論で国政を混乱させる野党にはコリゴリです。

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