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代表取締役 出口博俊

4年以内に70パーセント?

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2012年01月27日

 先日、今後4年間で東京直下型マグニチュード7クラスの地震の起こる確率が70パーセントと東京大学地震研究所が発表しました。今、報道でもセンセーショナルな話題となっていますが、この発表それほど重大なことなんでしょうか。この発表、「何時地震がおきてもおかしくない」と言っているに過ぎないのではないでしょうか。
 
現代の科学をもってしても、今回の東日本大震災を予知する事が出来ませんでした。又世界中で起こっている天災を後からその原因を説明する事ができても予知する事はできていません。それが今の科学の限界です。と言うより、地球規模の変動の時間軸が違いすぎるのです。地球が誕生して46億年です。人類が誕生して700万年、我々が文献で遡れる歴史は高々、3000年程度に過ぎません。一定間隔の地球規模の変動が起こるとしてその誤差を考えるとき、10年程度は誤差ともいえない、ほとんど同時だと言えるのではないでしょうか。ましてや4年等、例えどんなに科学が発展したとしてもその予知は不可能でしょう。良く例えられますが地球誕生から現代までを一年365日で表すと、1月1日に地球誕生したとすると人類誕生は12月31日の午後11時30分過ぎといいます。紅白歌合戦が終わろうかとする時に誕生した人類が地球上で起こる変化を人間時間で捉えられるはずがありません。(乱暴かもしれませんがあくまでも私の独り言です。)
 結局、人間は大規模な自然現象に振り回されることはあってもそれを制御することは出来ないのです。自然の前では、人間の考えや時間軸があまりにもチッポケなんですから。我々にとって大切な事は、自然をコントロールする事ではなく、例え自然に振り回されても必ず立ち上がる勇気なんです。ある意味、警鐘を鳴らす目的で「70パーセント」発言となったのでしょうが、このような発言でマイナス思考にならないようにしたいものです。
 同時に阪神大震災時に証明されたように、日本の建築業界の耐震技術は大変優れています。耐震基準をクリアーしている物件は心配ないでしょうが、旧耐震基準で建てられているビル、マンション、の耐震補強や立替促進を一刻も早く進めなければなりません。万一地震によって崩壊する事になれば人命に直接関わります。強制力のある法律を作ってもらいたいと切に願います。

 全く話は変わりますが、お蔭様でやっと左足ふくらはぎの肉離れ完治(?)し、先日30キロジョギングに成功しました。後は、東京マラソンに向け36キロ走を残すのみです。何とか怪我なく走れますように。

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