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代表取締役 出口博俊

東京マラソンを終えて

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2012年02月27日

 東京マラソンが終わりました。何とか怪我をすることなくゴールする事ができました。去年も東京マラソンを走ったのですが、この一年長かったですね。今日、スタートブロックの中でスタートを待っていた時、去年のことを思い出し思わず感傷に浸ってしまいました。去年のここに立っていた私はその12日後、日本がとんでもない天災に合い、数え切れない悲劇が起こることを知らないんだなあと。そう考えていくと地震、その後に起こった原発事故、電力不足の混乱、それに端を発したのか急激な円高・・・・数々の試練が日本に降りかかってきたなかで、今こうやってスタートブロックでスタートを待っている自分は何と恵まれているんだろうと感じたのです。
 我々は、昨日が終われば今日が来る、今日が終われば明日が来ると当たり前のように考えてそう行動しています。「今日遣り残した事は明日やれば良い」「明日になれば良い事ある」など。しかし、それは個々の人間誰もが必ず経験する事ですが、終わりが来るのです。明日がないという日が。それは、今回のような自然災害であったり、病気であったり、事故であったり、原因はさまざまですが結果として明日が来ないことが起こるのです。あの圧倒的な自然災害で突如命を落とし、家を流され、家族を失い、職を失うという悲劇を見てその事を改めて痛感させられました。
 この一年は、公私共に色々な事がありました。苦しい事や悲しい事もありました。しかし、今年も去年と同じ舞台に立っていることに素直に感謝しなければならないと思いました。我々が、日頃当たり前のように過ごしている風景に感謝をもって接しなければなりません。終わりが来たときに気付いても遅いのですから。
 そんな事を考えながら、スタートをしたマラソンは、タイムは平凡でしたが自分なりに感動したレースとなりました。仕事でも、学問でも、趣味でも、努力し継続する事は素晴らしい事です。しかしその前提として継続できる環境がなければ頑張りようがないし継続しようがないのです。ついつい、「自分が頑張っている」「挑戦している」とわれがわれがと思いがちですがそのフィールドを与えてもらっている大きな意味での環境に感謝です。



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