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代表取締役 出口博俊

亀田戦で思うこと

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2013年04月08日

 昨日、WBAの世界タイトルマッチが行われました。チャンピオンは亀田興毅。挑戦者が3度変わるという事が話題となったこともあり、彼がどんなボクシングをしているか見てみようと思いテレビをつけたところ、何故か弟がリング上に。バカバカしくなってテレビを消してしまいました。ニュースで結果を聞いたのですが亀田の僅差の判定勝ち、みっともない試合をしたと土下座をしたようです。挑戦者は判定に対して不満で「不公平だ」などと発言したことも記事になり何とも後味の悪い結果となってしまいました。
 何か亀田興毅が哀れでなりません。彼が悪い訳ではありません。しかし今のままでは彼が本当のチャンピオンとしての強さがあるのかという問いに誰もが疑問を感じてしまっているのではないでしょうか。世界戦の挑戦者が3度も変わり、今回の挑戦者が決まったのはタイトルマッチの1カ月前です。1カ月前までタイトルマッチを戦うことになるとは思ってもいなかった、当然その準備をしてこなかったボクサーに五分五分の戦いしかできなかったのですから。

 ボクシングは見ていて魂を揺さぶられるスポーツです。リング上で命を懸けて戦っている姿に何度感動したか。たった2つの拳を武器に戦う男の姿は正に「鬼」そのものなんです。その「鬼」同士の戦いだからこそ魂を揺さぶられるのです。亀田戦には残念ながらそれがないのです。彼のせいではなく、おそらくその取り巻きのせいなんでしょう。
 ボクシングファンにとって「3階級制覇」などそんな肩書はどうでもいいのです。勝敗はともかく本当に強い「鬼」同士が戦うところに魅力があるのです。ところが彼の場合、その取り巻きが負けそうな試合は避け、勝てる試合を選んでマッチングしているように見えてしまいます。そのため、変なプレッシャーの中で亀田興毅というボクサーの真の実力を観客に見せることができず、不完全燃焼を起こしているような気がしてなりません。
 メジャーリーガーのイチロー然り、どこかで親離れすべきではないか。兄弟を含め、血縁者と離れ「ボクサー亀田興毅」として独立することこそ彼の真の実力を発揮できるチャンスなのではないか、そんな気がします。

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