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代表取締役 出口博俊

景気は気の持ちよう

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2013年05月10日

 昨年末、衆議院選挙で自民党が政権を奪取して以来半年が経ちました。アベノミクス効果なのでしょうか、1ドル78円から100円を超える円安となり、それに伴ってでしょう日経平均株価が5月10日現在で14500円と選挙前に比べ6割近く上がりました。「不景気の株高」と言いますが実体経済がよくなった実感がないまま株価だけが先行して上がるという典型的な例でしょう。
 とは言え、これだけ株価が上がると「ひょっとしたら経済は今後良くなるんじゃないか」と考える人が増えてきますね。またニュース番組でも去年よりもお金を使うようになった観光客の話題を取り上げるようになります。こういうムードが広がるとどんな事象でもポジティブにとらえるようになります。「コップの水が半分しか入っていない」と「半分も入っている」、同じ事実を言っていても受け止め方が違います。この受け止め方が変わると世間に流れる「気」が変わってくるのでしょう。それが一般に言うところの景気になるようです。
 きっかけは何だって良いのでしょうね。理屈では説明できないことなのでしょう。オセロのゲームのようにある石を置くことによって全部の石の色が引っくり返るような現象が起こるのです。これは人生の中でも同じです。何かのきっかけで人生がコペルニクス的展開することがあります。
 私の例で言うと、禁煙です。高校時代から始めた喫煙、何回か禁煙にチャレンジしたのですが全く続きませんでした。長く続いて2日。こんな私が12年前の4月、母親の一言で変わりました。「あんたは意志が弱い」。
 翌日から禁煙を始め以来12年間一本の喫煙もしていません。(夢の中ではありますが・・・)不思議なものです。禁煙を始めた2〜3年前から肺が悲鳴を上げていることは実感していました。体に悪い影響を与えていることも。しかし、まさかこんな簡単に、しかも母親の一言で禁煙できるとは夢にも思っていませんでした。母親は偉大です。それはそれとして、本当に些細な出来事がきっかけで人生が変わることがあります。色々な人物との巡り合いの中で、あの一言で、あの行動で、あの振る舞いで、人生が変わる、だからこそ「一期一会」を大切にしていきたいと思います。

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