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代表取締役 出口博俊

うんざりする事

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2017年03月14日

 うんざりする事と言えば、森友学園問題でしょう。この小学校の開校計画に問題がなかったとは言いません。補助金獲得のために3通の“金額の違う請負契約書”を提出したというのは問題でしょう。しかし、今のマスコミや国会での取り上げ方を見ていると本当にうんざりします。幼稚園の園長先生は公人なのですか?園長先生が7年も前に起こした暴行事件をテレビで報道するのは幾らなんでも行き過ぎでしょう。園児に「教育勅語」を暗唱させているシーンばかりを映し、さも森友学園が園児にそれを強制させているように世論を導いているところも不愉快です。マスコミは勧善懲悪を創り出し、森友=悪という図式に基づいて徹底的に枝葉末節を調べ上げ報道しているとしか思えません。そして森友学園の訴訟代理人になったことがあるという理由だけで元弁護士の防衛大臣を責める場面を見ているだけで野党のレベルの低さに呆れてしまいます。一学校法人の問題をいつまで国会で取り上げるのでしょうか?
 今回の小学校誘致に関しても小学校を新設しようとしている学校法人は大阪府では唯一森友学園だけだと聞きました。外部から小学校を新設するのが経済的に非常に難しい証拠ではないですか。その中で「日本人としての誇りを持たせる理念」で新設しようとする学校法人があれば国、地方公共団体として応援するのは大切なことじゃないでしょうか。それ自体は大いにやるべきです。学校法人を応援することと、学校法人の中身を精査することは次元が違います。新たな小学校をつくろうとする学校法人があるなら行政は応援すべきです。但し、内容をよく吟味することを怠ってはいけません。それでこの問題は終わる気がするのですが...
 「教育勅語」の問題もそうです。教育勅語は、明治時代に明治天皇が勅語という形で述べられた言葉です。当然、明治憲法下で述べられているのですから現代の憲法下では認められない表現があるのは当たり前です。120年以上前に発布されたものなのですから。その部分があるから全て駄目というのは行き過ぎです。教育勅語にはそんな枝葉末節よりも日本人として忘れてはならない普遍的な価値観が述べられているのです。その部分を大切にし、その他の部分はその時代の相対的な価値観だと流せばいいのです。
 日本人の長所は、色々な価値観を取捨選択して良い部分だけを取り上げることではないかと思います。キリスト教も、仏教も、儒教も人としての当然必要な教えの部分だけを取り上げる懐の深さが日本人の世界に誇れる文化ではないかと思います。(敬虔な宗教家から見たら許されないことかもしれませんが。)
 枝葉を取り上げてその人格を全否定しているとしか思えない政治家、マスコミを見ていると本当にうんざり....です。もっと価値ある議論をすることはないのでしょうか。

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