1. トップ
  2. 気ままに更新する社長のひとりごと
  3. パラリンピック

気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

パラリンピック

  • このページを Google Bookmarks に追加

2018年03月17日

 連日、平昌パラリンピックで日本人がメダルを獲得するシーン、感動を持って観ています。しかし、身体に障害がある人たちが競技に打ち込んでいる姿を見ると本当に心を動かされますね。スキーやスノーボードは健常者でも競技するのが大変なスポーツです。なぜなら、ボールがあったらどこでもできるスポーツではなく、雪がないと本格的な練習ができないからです。競技者は雪のある場所に行かねばなりません。スキー場に行くのに時間や労力がかかるでしょうし、その上スキー板やボードの装着や移動には健常者より時間がかかり、当然協力者がいないと競技に打ち込むのも難しいでしょう。そのような環境の中で、競技を続けメダルを獲得するために労した努力を想像するだけでも頭が下がります。
 どのメダリストのインタビュで「周りの人たちの協力をおかげです。」と言っていたのは印象的でした。どんな競技者も、また一般人であっても自分一人では何もできません。周りの人たちの協力がないと何もできないのです。こんな当たり前の事は誰でもわかっているはずなのにある時、分からなくなることがあるのです。自分一人で成し遂げたという幻想を持ってしまうことが。世の中で「成功者」と言われる人は大なり小なりその幻想を持ってしまう瞬間があるのではないでしょうか。特にそこにお金が絡んでくると余計にその傾向が強くなる気がします。その点、障害者スポーツを行うにあたり周りの人たちの協力が必要な人たちは、そのような幻想に取りつかれることなく素直に感謝ができるのかもしれません。
 「諸法無我」という言葉があります。あらゆる事物に「我」がないという仏教用語です。我々は、生を与えられてから親に食事を与えられ、色々な人から教育を受け、人と出会い、また感化され現在に至っています。自分でなるべくしてなったものなど何一つないのです。すべては、今まで触れ合ってきた人たちの影響で生きているのが自分でありその意味で言うと我々一人一人に我はないのです。
我々が、人生を生きていく上で持たなければならないものは「お陰様で」の心です。多くの人々に影響を受け、今生きているのでそのことに感謝をしなければならず、健常者であると忘れがちになることをしっかり心に刻まなければなりません。
選手の皆さん、感動をありがとう。

社長のひとりごと
プリンセススクゥエアー

Contents

コンテンツ

  • 気ままに更新 社長のひとり言
  • タワーマンションの売却・購入をご検討中の方へ

公式SNS

  • 会社の「今」を更新中! Facebook
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter