1. トップ
  2. 気ままに更新する社長のひとりごと
  3. 明日は東京マラソン

気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

明日は東京マラソン

  • このページを Google Bookmarks に追加

2018年02月24日

 いよいよ明日は東京マラソンです。私はマラソン大会に参加しだして16年、年に2回走った時期もありましたがここ数年は東京マラソンだけの参加になっています。そして今年、その参加を見合わせようかなと考えた時期がありました。理由は、私のマラソンでのパフォーマンスの低下です。以前にもブログに書いたことがありますが、私は毎年、マラソン参加の一か月前から走り込みを行います。距離に対する恐怖心を払しょくするために行っているいわば儀式で、この走り込みが完了した時点でマラソンの準備完了となるのです。今年も33キロを一回、37キロ二回走りこみを行いました。そこで私にとって、とてもショッキングなことが起こりました。明らかなパフォーマンスの低下です。走り込みは毎回皇居の外周で行うのですが、一周5キロのコースのラップタイムが何時ものタイムより2~3分遅いのです。パフォーマンスの低下は1~2年前から感じていたことですが、三回の走り込みをするうちに徐々に回復し1キロ5分のペースに戻ってきていました。しかし、今年は走り込みをしていても全然タイムが上がらず、無理してタイムを上げると30キロ前後で足が止まってしまうのです。
 自己ベストを出していた10年前はともかく、ここ最近は3時間30分を目標に走っていた私にとって、この出来事は衝撃的でした。5キロで3分ペースが遅れればそのペースで走るとゴールタイムは4時間になってしまいます。16年前、初マラソンで走ったタイム3時間52分さえ下回るタイムというのは私にとって受け入れ難いことです。こんなタイムでしか走れないのならマラソン参加自体をやめようかと考えたのです。目標を失ったというか、どういう位置づけで走れば良いのか分からなくなったのです。
 そんなことを考えながら、平昌オリンピックを見ている時でした。金メダルを取った選手たちの充実した顔を見ながら、ふと考えたのです。ここで表彰台に乗っている選手の陰にいったい何人の選手が悔しい経験をしているのか、いやオリンピックに参加さえできない選手を合わせたらどれだけの若者が悔しい思いをしているのか。才能が開花する人間はほんの一握りで、その才能を開花することなく競技生活を終える人間がほとんどです。その他大勢の人たちはある所で競技することを諦め、競技とは違う人生を歩むのです。その今までとはまったく違うフィールドに立った時、心の置き所を何処に作ったらいいのか悩む若者が多いだろうなと考えていてふと今の私と重なる部分を見つけたのです。
 そこでこの言葉を思い出しました。
 ニーバの祈りです。
 
      神よ、今できる事をやる勇気を
      できないことを受け入れる冷静さを
      できる事とできない事を識別できる知恵を
      我に与えたまえ

 今できる精一杯のことをやる、人間にはそれしかできませんからね。
 明日、頑張ります。

社長のひとりごと
プリンセススクゥエアー

Contents

コンテンツ

  • 気ままに更新 社長のひとり言
  • タワーマンションの売却・購入をご検討中の方へ

公式SNS

  • 会社の「今」を更新中! Facebook
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter