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代表取締役 出口博俊

日本が欧米のような感染拡大が起こらない理由

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2020年03月31日

 もちろん私は専門家ではありません。これから日本人が国の要請に逆らい、大規模イベントを繰り返したらもちろんイタリアやスペインのような感染拡大が起こるかもしれません。しかし、現状の国民の自粛を続けていたら欧米のような感染拡大は起こらないと思います。もし起こるというのならその理由を教えてもらいたいです。
 報道されていることを聞いていると矛盾だらけです。何か欧州で起こっていることが日本で起こる恐怖をあおっているように思います。
 今日ニュースで流れていた内容を書きます。「現在日本には累計2,000名近くの感染者が判明しています。スペインは今から二週間前の14日の感染者が累計2,200名でした。そのスペインではこの二週間で感染者が70,000名に達しています。これは今後二週間で日本も同じ状況になる可能性があります。」
 可能性ですので、理論上「ゴジラが東京湾に出現する可能性」はありますから、断定ではない以上、ニュースで言っている事が明らかにおかしい仮説とは断定できません。
 しかし、私の考えは全く違います。単純なことです。日本の場合、安倍総理が国民に2月24日「今後の2週間が感染拡大防止に大切な時期である」と表明し、大規模なイベントを含め、人が密集する行為の自粛を唱えました。その時の日本の感染者は126名(東洋経済のデータより)でした。この日から3月19日までこの自粛は継続しました。さて、今報道で言われている通り、現在の感染者は二週間後に発表される感染者数になるということです。その推理を当てはめてみると安倍首相が自粛を要請した2月24日の二週間後、3月9日の累積感染者数が24日当時の日本人の感染者だと推定できます。その感染者数は472名です。日本は約500名の時点で大規模イベントを自粛したのです。それに比べスペインが自国民を外出禁止にした日は3月14日ですから、スペイン国家が現在の感染者である70,000人の感染者が出ている時点で外出禁止にしたことになります。スペインの方が強力な隔離政策を取っているかもしれませんが、500名の感染者の時に取った政策と、70,000名になってからの政策、結論が同じであるはずがないと思います。私の言っていることはおかしいでしょうか?確かに、現状油断できません。自粛を継続しなくてはなりません。しかし、自粛を継続している限りスペイン、イタリアのような惨劇は日本では起こらないはずです。なぜそれを専門家は言ってくれないのか、私には理解できません。
 この一カ月、日本人はよく頑張りました。少なくとも欧米より15日早く対策を取りました。そのせいで自粛疲れしてしまった部分があります。しかし、その自粛により、現在欧米で起こっている医療崩壊は免れているのです。日本政府の対応は褒めるべきではないでしょうか。そしてそれに共鳴し、協力した日本人はたいしたものです。私は自国自賛したい気分です。そのうえで、次の感染の波を乗り越えるよう、もう少し自粛を続けていこうではありませんか。飲食業界を含め、みんな苦しみながらよく頑張っている人に希望を与えてほしいです。私たちが頑張った自粛は決して無駄ではなかったのですから。
 それを政治家は言ってほしいです。

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