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代表取締役 出口博俊

死者数の差の謎

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2020年04月04日

 世界からの新型コロナ肺炎に関する情報が入ってくるにつけどうも日本とは全く状況が違うと感じませんか?イタリア、スペイン、アメリカの死者数が激増しているにもかかわらず、日本の死者数は桁が二けた少ないです。一日に500名、600名と死亡者が出ている各国に比べ日本は2名、3名です。この差は一体何なのか?感染者は日本も増えてはいます。しかし、この感染者も激増というわけでもありません。「日本はPCR検査数が少ないからだ」という批判があるのも事実ですが、検査していないだけで本当はもっと感染者がいるのだ、と仮定してもそれならもっと重症者、死者が出ていいはずです。厚生労働省の発表によれば現在、新型コロナ肺炎で重症患者は4月3日現在、64名です。日本流行のスタートが遅かったのかと言えばそうでもありません。イタリアやスペインで最初の死者が出たのが日本も同じ2月15日前後です。ましてやアメリカは3月に入ってからです。それから1カ月足らずで14,000人の死者が出ている国の傍らで日本は63名ですよ。いくらなんでもおかしくないですか?日本はそんなにウィルス感染を防御している行動をとっているのでしょうか?日本はこれからイタリアのようになるのでしょうか?アメリカなどは日本より流行のスタートが遅かったのにあっという間に日本の感染者数、重症者数、死者数を上回っていきました。また、韓国はPCR検査を効率的にやることにより重症者を減らし、死者数も少ないと評価されていますがそれでも死者は150人、日本人の倍です。人口比で考えると日本の死者数は韓国の1/4です。日本は感染対策が甘いと言われているにもかかわらずです。おかしいですよね。
 ほかにも不思議なことがあります。日本も含めて世界で共通していることなのですがなぜか、70歳以上の人の死者が圧倒的に多いのです。日本を例に挙げると日本の死者で70歳未満の人は4人程度なのです。
 こんなに特殊なウィルスがあるのでしょうか?日本人は新型コロナウィルスに対する免疫を持っているのでしょうか?それならそもそも感染しないのではないか?そんなことを考えている時にネット上で出てきた情報を聞いて腑に落ちました。
 それは、オーストラリア政府が医療関係者にBCGワクチンを接種させるという臨床実験をスタートしたという情報です。これは結核予防のために国民にBCGワクチンを接種している国は感染者、重症者、死者が圧倒的に少ないという仮説に基づいているようです。イタリア、スペイン、アメリカはBCGワクチンの接種を義務づけていないのに対し、日本、韓国はBCGワクチンを義務付けています。この差が少なくとも重傷者、死者に限っていえば影響しているのではないかという仮説です。それで腑に落ちませんか?日本ではBCG接種を国民全員に義務付けていますがそれを始めたのが1951年、すなわち69歳以下の日本人はBCGワクチンを接種しているのです。
 こんな偶然はありませんよね。BCGワクチンを接種した人は感染をしても重症化しにくく、結果死者が少ないという仮説は、世界で起こっている不思議な現象を説明できるのではないでしょうか?私は医学的知識がありませんが、この仮説は実証する必要があるのではないでしょうか?もしこれが事実であれば欧米で起こっている悲劇を劇的に改善できるのではないでしょうか?BCGワクチンは人体に安全であることは国民全員が摂取していることで実証できています。仮説が間違っていても損をすることはないのですから。
 BCGワクチンは決してコロナウィルスに対して抗体を作るわけではないようです。しかし、このワクチンは新型コロナウィルス肺炎の重症化を防ぐ働きがあるという仮説は是非とも実証実験してもらいたいものです。

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