1. トップ
  2. 気ままに更新する社長のひとりごと
  3. 働くという事

気ままに更新する
社長のひとりごと

プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

働くという事

  • このページを Google Bookmarks に追加

2020年12月04日

 新型コロナウィルスのワクチンがまずイギリスで、来週にはアメリカで承認されました。今月中にはワクチン接種が現実のものになりました。日本は今年度中を目途と言いますから3月あたりでしょうか?早く承認手続きを踏み、まずは医療関係者に接種してもらいたいですね。このウィルスは、感染したら誰でも重症化する病気ではないことは明らかになってきました。10歳未満の子供たちに関しては重症化になるのはほぼゼロです。10代、20代も無症状か軽症です。日本に限っていえば、感染すると重症化する可能性があるのは、65歳以上か、基礎疾患のある人たちです。つまり、ピンポイントで感染対策を取れば重症化は予防できる疾患なのです。医療関係者、老人ホームなどの介護施設職員などのリスクのある人たちに感染させないよう、ワクチンを優先接種が出来れば恐れる病気ではなくなるのです。政府は早くワクチンの承認を出してほしいです。
 ある食事会で、アメリカでの勤務経験のある人が日本人と比べてアメリカ人は温かいという話をしていました。その内容はこんな話でした。その人物は、あるビュッフェ形式のレストランで食べ物を選び会計をしようとした時、財布を忘れてきたことに気づいたらしいのです。店員にその旨を伝えたところ、その店員は「次は忘れないでね」と言って料金を免除してくれたというのです。そんなことをしてくれる日本人はいないのではないか、なんて優しい人々がいるのか、だからアメリカ人は好きだという話でした。
 私はこの話を聞いてひっくり返りそうになりましたが、これは勿論あくまで個別の問題で何もこのアメリカ人の店員がとった行動が、アメリカ人の考え方を代表しているわけではないでしょう。しかしその件で感動したという話をし、それにシンパシーを感じるという考え方が、日米で働くということの認識に差があるのかなと感じたのです。
 私が店員の立場なら、絶対に代金を免除しません。百歩譲って商品を提供するのなら代金を必ず後で払う旨の念書を取り、身分証明書の提示を求め、コピーまで取ります。そんな面倒な事はできないですから商品を返却してもらうでしょう。その食べ物を元に戻す手間はかかりますが、それは業務の一環ですから。ほとんど日本人はそうするのではないでしょうか。誰に雇われているのか、まずそれを考えます。その雇われている会社、個人に損をさせることは普通出来ないのではないですかね。その会社の利益に貢献するために雇われているのですから。そこが日本人とアメリカ人の違いなのでしょうか。そんなわけないですよね。これは一部の人物の考え方であり、こんなことが国民性の違いであるわけないです。しかし、その違いを日本人が話すと・・・・なぜか悲しい気持ちになります。

社長のひとりごと
プリンセススクゥエアー

Contents

コンテンツ

  • 気ままに更新 社長のひとり言
  • タワーマンションの売却・購入をご検討中の方へ

公式SNS

  • 会社の「今」を更新中! Facebook
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter
  • 採用情報をリアルタイムにお届け 公式Twitter