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プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

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失言

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2021年02月07日

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の失言問題でマスコミは大騒ぎしていますね。「女性は話が長いから会議が長くなる」おそらくウィットのつもりで言ったのでしょうが問題発言となってしまいました。しかし、御年83歳の老人ですよ。この年代は私の父世代です。私の父は現在88歳、私が幼少の頃はそれこそ男尊女卑の塊のような人でした。良く「男性は女性を差別しているのではない。区別しているのだ」などと人前で堂々と持論を話していたものです。そういう時代だったのです。戦争直後、食料もない、着る服もわずか、洗濯機も無い、掃除機もない、炊飯器も、風呂もない、そんな時代を生きてきたのです。家庭で家事をする人がいなければ家庭は成り立ちません。その役割を女性がやって来た時代があったのです。「男子は外で稼いできて、女性は家を守る」それが当たり前だったのです。だからと言って女性を蔑ろにしていたわけではありません。どの時代も子供にとって一番大切な人は母親です。子供たちは誰もが思っていたはずです。母は偉大だと。そういった役割分担で、敗戦後の全てを失った日本は奇跡の成長を遂げて来たのです。綺麗な舗装された道を歩けるのも、先進国として新型コロナが流行れば国民がワクチンを打てるのも、全て両親たちの世代のおかげです。その世代の人達に、ましてや無償でオリンピック開催に活躍してくれた人を非難するなど、人として許せません。いつの間にこんな人の揚げ足をとる世の中になってしまったのでしょうか。
 森会長は、以前も失言で問題視されたこともありました。日本を「天皇を中心にした神の国」と発言し、波紋を呼んだこともあります。日本は神話から代々繋がっている天皇を持つ国、と言いたかったのでしょうが少々盛り上がりすぎたため「神の国」発言になったのでしょう。この話もどうでもいいような話なのですがこれをマスコミは取り上げて「時代錯誤も甚だしい」と批判していました。ついついオーバートークしてしまう元政治家をオリンピック組織委員会の会長に据えたのはその委員会の理事なのです。理事の任命責任は置いておいてなぜ会長を責めるのですか?
しかも失言と認め謝罪をして居るのに。
 個人的なことですが、森会長は長男を10年前に亡くされています。子供を亡くすという
苦しみは言葉では言い表せ得ない地獄でしょう。また政界も引退されています。そのような一民間人を会長に登用しておきながら失言が問題になったら庇おうとしない人達の品格を疑います。
 最近、やれコンプライアンスだ、ブラック企業だ、パワハラだ、とどんどん制約が増えて来て、日本人が持っていたおおらかさ、柔軟さが失われている気がしてなりません。マスコミはなんでも揚げ足を取る、そしてつまずいた人に世論が集中砲火を浴びせる、これを繰り返すことで人は自由な発言ができなくなってきています。菅首相もそうでしょう。「自分の言葉で発言しろ」と言いますが、揚げ足を取ろうと必死になっている記者においそれと自分の言葉で発言などできるはずはありません。結果ペーパー棒読みになってしまい、また批判される。情けない限りです。はっきりとものを言う政治家に期待したいです。

 ともあれ森会長、一日本人としてお詫び致します。

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