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プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

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創立記念日

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2019年03月14日

 弊社の設立は平成2年、今期で丸29年が経ちました。創立記念日は3月10日です。先日、弊社事務所に神職を迎え創立記念祭を執り行いました。皆様が会社勤めならほとんどの方が経験している行事ではないでしょうか。ところで、他の会社の事は分からないのですがこの創立記念日たるもの、いったい何時から行っているのでしょうか?創立後、一年目から行っているのでしょうか?それとも途中から?また、創立記念日は何をもって創立としているのでしょうか?登記簿上法人が設立された日?会社の営業を開始した日?また創立者が志を持った日?これは、会社により千差万別なのでしょうね。
 弊社の場合、平成2年の会社設立当時、私は入社していませんでした。設立後2年目に入社し、その一年後、役員となったのですが(6名の会社です)当時創立記念日など存在していませんでした。またそんなことを考える余裕がなかったのも事実です。その後、平成10年に会社を引き継ぎ、社長となったわけですが創立記念日を意識しだしたのはおそらくその4~5年後の事だと思います。
 「嚆矢濫觴の時を忘れてはならない」ということで創立記念日を決めたわけです(私が創業したわけではないので嚆矢濫觴に当たるのか不明ですが)が、その日付は私の独断で決めました。私の会社の引き継ぎの覚悟を決めた日としたのです。少し重みに欠けますかね。
 今年の2月11日、平成最後の紀元祭という事で、神宮よりお誘いを受けながら一度も参列したことのない紀元祭に初めて参加をさせていただきました。紀元祭を知らない社員も多かったのですが日本の祝日である建国記念日は戦前、初代天皇である神武天皇即位の日である2月11日を紀元節として日本国家の始まりの日としていました。敗戦後、日本が占領されていた時は、この祭りは占領軍により禁止されていたようですが日本が独立後、再開され(といっても敗戦後、20年以上経ってからですが)現在も多くの日本人が参加され日本の建国のお祭りを行っています。寒風吹きすさぶ中、参列から式典終了まで約2時間、準備を怠った私自身を責めたほど寒かったのですがとても厳粛な雰囲気を経験できたことは何よりの収穫でした。
 この紀元節は、初代天皇の即位の日でありその年から数えると今年は2,679年目となります。西暦に直すと紀元前660年に即位となるわけですから大変な年月です。これは事実であったのか?古事記をたどってみると、天皇によっては120年以上在位したとされる方もいるということになると果たしてどうだったのか?そもそも、古事記、日本書紀が書物として書かれたもので現存するのは西暦700年代だというのですから口伝で1300年伝えられたことになります。その後1300年経って書物になったことになるわけですから歴史というよりまさに神話なのでしょうね。
しかし、そんなことはどうでも良いことです。大切なことは、いつその出来事が起こったか、それは事実に基づくことなのかではなく、日本の誕生の日を決め、その日を日本誕生の日として日本人がその発祥を感謝する日としその日を祝えることなのです。12月25日がイエス・キリストの誕生日なのではなくイエス・キリストの誕生を祝う日なのと同じように。誕生日は何時だって良いのです。
 弊社の創立記念日は、これからどう伝わっていくのでしょうか?尾ひれがついて全く違う日になってしまった時、歴史が伝説になるのでしょうね。そのような日を迎えることが出来たら本望です。私はとっくに死んでいますが。夢のような話です。

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